冬期に車が積雪路や凍結した道路を走行する際使用するタイヤがスタッドレスタイヤです。スタッドレスタイヤは通常のタイヤ(夏タイヤ)よりも、積雪路などの冬道で駆動力や制動力を大きく路面に伝えられるように開発されたタイヤです。以前はタイヤにスパイク(スタッド)の付いたスパイクタイヤが一般的に使用されていました。
しかしスパイクタイヤを使用することで、道路のアスファルトを傷つけ、粉塵を撒き散らすという問題が出ていたため、問題点を解消するために誕生したのが、このスタッドレスタイヤということです。スタッドレスタイヤは冬期に使われるタイヤなので、夏タイヤに対して冬タイヤという呼び方をする方も多いです。
現在はスパイクタイヤの販売や使用が規制されているため、車を所有する方(積雪のある地域)のほとんどの方はスタッドレスタイヤを使用しています。以前使われていましたスパイクタイヤは、1970年代に普及した物で、スノータイヤにピンを打ちつけたものでしたが凍結路での走行においては、とても安心感がありました。
しかし、雪のない路面の走行時には音もうるさく、また金属製のピンが道路を傷付けるために粉塵で目や鼻の疾病を悪化させたり、気管支に悪い影響を与えるなどの粉塵公害が発生することとなりました。
道路と人の健康を守るためにと考えられたのがスタッドレスタイヤで、1982年にミシュランより国内販売がスタートしました。